無尽蔵ブログ

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答えは、ひとつじゃない。

漢熟 Vol.4 マンガン電池

活劇工房を卒業した漢熟が帰ってきた。
およそ4年ぶりの復活公演『マンガン電池』@荻窪メガバックスシアター。


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なんて書いたらいいだろうか。
最初の2行を書いてから、早くも30分が経過した。

あんまり早々に公演を振り返るのは良くないことなのだろか。

とはいえ、率直に思うことは、
この公演に参加できて良かった。これからもこのメンバーと芝居したい
ということだと思います。


そう、なんてゆーか、先月くらいまでは
この公演に対してちょっとネガティヴな考えを持っていた。
とてもルーズな稽古をしていて、カチッと稽古をする猫道一家に
慣れてしまった俺としては、あまり居心地の良いものじゃなかった。


ところが、だ。
やっぱり、である。


仕事でみんなリスクを背負って公演している。
俺も、その波に乗って仕込みの日は会社を休んだ。
やっぱり、このメンバーと芝居をすることが好きだし、嬉しかったんだと思う。

活劇を卒業してだいたい3年経った。
みんな、仕事をしていたり、フリーターだったり、芝居を続けていたりする。
そしてこの海の日の3連休をめがけて、みんなが帰ってきた。
メンバーの平均年齢、たぶん26歳。
大学を卒業するとき、こうやってまた活劇のメンバーが
集まって芝居することはあるんだろうか。
1回くらいはあるだろうけどいつになるかは分からんね。
と、そんなことを自然と思っていた。
そしてこのタイミングでの復活。
予想よりは早かったように思うけど、適当なタイミングだったかもしれない。

現役時代のように毎日稽古できる訳じゃなく、休日しか稽古はできない。
慣れ親しんだアトリエではなく、外小屋での公演。
現役時代にはなかった悪条件が、たくさん重なっていた。
それでもこうやって、3回の本番を成功させ、打ち上げから帰ってくることができた。

これは、とても大きな出来事だと思う。

猫道一家は俺にとってホームと言える劇団だけど、やっぱり根元の根元は活劇だ。
もう一度書くけど、大学生のころ一緒に芝居をやっていたこのメンバーと
再び公演を打つことができたことが、本当に嬉しい。そして楽しかった!
集客が何人だったとか、売り上げがいくらだったとか、そういうことは関係ない。

あ、でも、最終的に170人を集めることができたことはちょっと誇らしい。
みんなが頑張って呼び込んで、台風に負けず、170人。
楽ステなんて、席を増設しなかったら確実にパンクしていた。
活劇のOBや後輩たちがたくさん来てくれて、まるでアトリエみたいな本番だったな。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回、俺は初めて制作として公演に携わった。
ま、今までいろいろやってきてて、ほとんど制作みたいなこともあったけど
制作の欄に名前を載せるのは、初めてでした。
制作としては、あまり働けなかったなー。
予約管理をしたくらいで、あとはパートナーとして招聘したかみやん任せ。
かみやんは実に優秀な制作でした。
一緒に仕事ができて、本当に良かった。
準備の良さは、半端じゃなかった。



さてさて、漢熟に『次』はあるのでしょうか。
今のところは全く未定だけど、やってほしいな。
猫道さんがアンケートに書いていた『1年に1回は観たい』そのとおり。
毎年この時期に、メガバックスシアターでもいい。
夏の訪れを告げる台風のような、漢熟の公演。



大量の汗を垂れ流し暴れ狂う漢熟のフロントマン、荒瀬俊行。
天性のリズム感でアクセントを加える演劇人、小松良和。
漢熟ヒエラルキーの頂点に立つ着ぐるみ男、鈴木大輔。
漢熟とは異なるリズム感を持ち酷い歌を唄う、九鬼隆哲。
暴れ馬たちを携えて漢熟を引っ張る主宰、福山真悟。
役者陣を支えるスタッフの女性陣。

次がいつかは分からない。でも、できる限りこのメンバーで再びやりたい。
この素晴らしいメンバーと出会えた活劇工房に、心の底から感謝。


みんな社会人になったって、漢熟は漢熟、これからもずーっと。これ無尽蔵。
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by mujinzo | 2007-07-16 18:25