無尽蔵ブログ

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答えは、ひとつじゃない。

新しい夜明け

いろいろあって1ヶ月ぶりの無尽蔵ブログ。
新しい生活のことをイメージしつつ、石巻ライフを堪能しています。

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2013年3月11日
東日本大震災から2年という節目の日を、被災地石巻で迎えました。
この日をめがけて多くの報道陣や芸能人が被災地を訪れたようですが
まぁオイラとしては、何もせず密やかに過ごしたいと思っていました。

先日、よく行くカフェでそんな話をした。
そのカフェは、3月11日に営業はしたけど何もイベントは開かなかった。
「あんまり特別視せず、ひっそりと淡々と過ごしたいな、と思ってます」
とオイラが言ったら
「特別な日だから、何もしないんだよ。」
とマスターが返してきた。
そうか。特別だから何もしない。
きっと”祈る”ということはそういうことなのかもしれない。

石巻の街を眺望できるトヤケ森山(A.K.A.馬っこ山)には行った。
すごく晴れていたから、というのが理由の一つ。
そして、可能な限りの想像力で津波が襲ってきたときのことを
イメージしてみたいと思ったのがもう一つの理由。
それでも、14時46分に馬っこ山の頂上ににいたいとは思わなかった。
(法要のため訪れている人は、勿論いました。)

3月11日の14時46分は、普段の活動拠点で迎えた。
それでいいと思った。それがいいと思った。
そして、祈った。
街中の防災無線でサイレンが鳴り響く中、祈った。
サイレンが鳴り止んで、自分が生きていることを確認した。

夕刻、石巻市内で行われた追悼イベントに行ってみた。
キャンドルを灯し、眺めながら、静かに語り合う感じのイベント。
一瞬で退散した。
そのイベントは決して悪いものではなかったけど
やっぱり何かオイラの感覚とは違っていて、しっくりこなかった。




2013年3月12日 am2:30
就寝時間ではなく、起床時間。
am3:00に石巻を出発して、am4:00には牡鹿半島の先端まで行った。
日の出の時刻はam5:51。まだ真っ暗な時間帯。
数えきれないほどの(まさに無数の)星たちが僕らを迎えてくれた。
肉眼で天の川が判別できるレベルの星空です。
うぉーーーーー、とか、わぁーーーーーー、しか言えない。

東の空が徐々に明るくなっていく。
金華山のシルエットが徐々にくっきりとしていく。
夜の闇と朝焼けが入り混じる本当に美しいマジックタイムに出くわした。
2013年3月12日、3年目の始まりを告げる新しい朝は
今まで見たことないくらい美しく新しい夜明けでした。

真正面から朝陽を浴びて、改めて生きていることを確認した。
今、俺、生きてる。生命力に満ち溢れてる。


石巻に来てよかった。
そう思う瞬間は何度もあったけど、今回もその一つだった。
そしてこんなにも「石巻に来てよかった」と思ったことは今までなかった。


新しい夜明け。美しい時間。
新しい朝。美しい景色。


残り10日ばかりの石巻ライフ、全力疾走します。
撮影した写真はPicasaでご覧ください。
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by mujinzo | 2013-03-12 20:39