人気ブログランキング |

無尽蔵ブログ

mujinzo.exblog.jp

答えは、ひとつじゃない。

BPM60

BPMを皆さんご存知だろうか。
結構なの知れた略語だと思いますが、Beats Per Minuteの略です。

d0078279_073112.jpg






Beats Per Minute。
1分間に何回拍子(ビート)を刻んだかを表す指標、BPM。
基本的には音楽用語だと思いますが、いろいろな意味で捉えることができます。


例えば、時間。
読んで字の如く、時間はBPM60で刻まれています。
音楽でBPM60と言ったら、かなりゆっくりな音楽ですね。
なので、時間が経つのは早いと感じる生活ですが
実は時間が刻むビートは決して早くないのです。


例えば、小沢健二。
ギターで作曲をする小沢健二にとって『130ビート』という言葉がある。
BPM130が小沢健二の音楽においては大変気持ち良いBPMなんです。
「愛し愛されて生きるのさ」だとか「さよならなんて云えないよ」
さらには「強い気持ち・強い愛」とかね。
これらの曲はだいたいBPM130でできてるんだ。
とても、オザケン的(オザケン音楽として気持ち良い感じ)ですよね。

音楽において、人が心地よいと感じるBPMは決して均一ではない。
小沢健二はBPM130がとても合うんだけど、個人的にはBPM125くらいが好き。
敬愛するHiroshiWatanabe a.k.a. KaitoWeAreLivingHereなんて、まさにこのへんのBPM。
BPM130とBPM125。
その差は2%くらいしかないんだけど、この差がでかいのです。
きっとボーカルの有無も関係してると思うんだけどね。


例えば、DJ KRUSH。
DJとしては職人の域に達していると思われるDJ KRUSH
KRUSH大先生のDJプレイを体感したことありますか?もうムチャクチャに凄いです。
初めは、ビートレスから始まるんだ。BPM0(もしくは測定不能)。
そこから少しずつ、キックの音を入れてBPM90くらいのまどろんだ空気を作る。
すこしずつ少しずつ、空気を盛り上げていって、気がついたらBPM135くらいまでいく。
導かれるように盛り上がっていくオーディエンス。BPM135で狂喜乱舞。
この、約1時間かけてフロアの空気を操るDJプレイは、もはや職人芸です。


BPMを自在に操るDJ KRUSH大先生。
BPMを操るということは、一番初めに戻ると時間を操るということにも繋がる。
これ、ホント凄いことですが、DJ KRUSHだからこそ成し得る業でもあります。


世の中にはBPM150overの音楽を好む人もいて
例えばそれは、パラパラだったりユーロビートだったりするのですが
今になって思えばパラパラなんてものは世紀末の女子高生の
奇々怪々とした姿(山姥メイクetc.)の象徴のように思えてなりません(笑)


そしてもうひとつ。鼓動。
寝ても起きてもビートを刻み続ける心臓。
基本形はBPM60〜70くらいでしょうか。
運動したりすると、BPMがグッと上がります。同時に、テンションも上がります。
あと、恋に落ちてもBPMがグッと上がるね。同時に、テンションも上がらずにはいられない。
心臓が刻むBPMも変幻自在で面白いっすね。
ビートレス(BPM0)になったらお陀仏だけど、胎児の頃からン十年とビートを刻み続ける。



今、こうしてブログを書き、ブログを読んでいるこの瞬間も
時計はBPM60でビートを刻み続けています。
ブログを書いてるオイラは、意外と落ち着いていてきっとBPM65くらい。
このブログを読んで何か刺激を受けたアナタは、BPM80くらいになってるかもしれません。


ではでは、またまた。
by mujinzo | 2012-06-19 00:07